初めての転職活動
昨年度から休職していましたが、休職中にだいぶ状態も良くなり、ふと「自分のキャリはこのままで良いのだろうか?」と考えることがありました。
そして何となく転職活動をはじめ、あれよあれよという間に転職することになりました笑
今回は、バックエンドエンジニアとしての初めての転職活動について、実際にどう進めたのか、何が大変だったのか、など、定期的に有意義な情報を発信していこうと思います。
本ブログ自体のメインテーマからは少しズレますが、、転職を考えている方、何となく迷っている方、ぜひご参考になればと思います!
初めて過ぎて何がなんだか分からない...
新卒から約 10 年、同じ会社でエンジニアとして勤務していましたが、時々「転職してみようかな〜」と思う場面は何回かありました。
というのも 現在のお給料 と 本来の自身の市場価値 の差分がどうなっているか、を知りたいというのが当時の本音です。
当時はビズリーチなどの スカウト型転職サービス に登録するだけしてみましたが、登録した瞬間から異常な数のスカウトメールが届き、「これ機械的にやってる・・・?」と半信半疑になった覚えがあります。
そこで、今回転職を本格的に検討し始めたときは、何だか分からないから エージェント型転職サービス にとりあえず登録しよう!と思い実行に移しました。
2社の転職エージェントサービス
投資などもそうですが1つに絞って何かを推し進めるのはリスクがあるので、分散という意味でとりあえず2社のエージェントサービスに登録しました。
JAC リクルーメント
まず最初に登録したのは JAC リクルーメント さんです。
理由は私が金融リテラシーを高めるために拝聴している某有名 Youtuber がオススメしていたからです。(安易ですね...)
しかし、最終的な結果として JAC リクルーメント さんには本当にお世話になり、ぜひ皆さんにオススメしたい!と今は強く思っています。
一応、一般的に言われているこのサービスの特徴を挙げますと、
- ハイクラス(年収800万円以上)に強い
- 専門職に強い
- 外資に強い
と言われています。
そして、私が実際に利用させて頂き感じた一番良かった点は、
- 本当に親身になって話を聞いてくれるしアドバイスしてくれる
です。
つまり、無理に転職させようとしたり、決断を急がせたり、そういうことは一切なかったです。
某 IT 業界向けエージェントサービス
こちらはサービス名は伏せておきます。
私自身が IT 業界のため、JAC リクルーメントさんともう一つ「ITに強い!」という点で登録してみました。
最終的な結果としては「使わなくても良かったな...」という印象です。その理由も後ほど記載します。
(ネガティブな内容なのでサービス名は伏せさせて頂きます)
転職エージェントのビジネス構造を知る
基本的にどの転職エージェントサービスであっても、我々転職者は 無料 利用できます。
それなのに、なぜエージェントさんはそこまで親身になってくれるのか?
そこを把握しておかなければ「もしかして騙されてしまう!?」と思い、転職エージェントのビジネス構造を知ることにしました。
転職エージェントの基本的なビジネス構造は、企業から求人を預かり、それを転職希望者に紹介し、晴れて転職成功に導くことで、報酬が発生する様です。
報酬は転職者のオファー年収に対して〇〇%みたいな感じだそうです。(これ以上の詳しいことは分かりません)
ざっくりこんな式になるかと思います。
転職成功者数 × 転職者のオファー年収 × 〇〇% = 転職エージェントの報酬
この式を見て 転職エージェントの報酬 を上げるためには、2 つの方法があると思いました。
転職者のオファー年収を上げる
例えば現職で 600万円/年 の転職候補者を 700万円/年 で新たな企業への転職に導くのはとても大変だと思います。
しかし、多少長い時間がかかってでも、転職エージェントさんが親身になり職務経歴書や面接の対策を指導し、文字通り キャリアアップ へと導いてくれるのは、長期的に見て良い選択肢だと感じます。
というのも、特に我々 IT 業界はキャリアの中で数回転職することは良くあることなので、転職者が「あの転職エージェントのおかげでキャリアアップできた」と感じてくれれば、次の転職時にもまた利用してくれるでしょうし、周りの転職希望者にも紹介してくれる可能性が高いためです。
転職成功者数を上げる
極論ですが、転職エージェントとして大量の転職成功者を輩出すれば、それなりの報酬は得られるのではないかと思います。
その時に、例えば現職で 600万円/年 の転職候補者を 500万円/年 で新たな企業への転職に導くことも行われる可能性があります。
これは俗にいう キャリアダウン ですが、キャリアダウンは転職エージェントからすると、キャリアアップ よりも簡単でしょう。
企業にとっては「600万円の人材を500万円で雇用できた!」となる訳なので、当然のことかと思います。
こういったタイプの転職エージェントは様々な理由を並べて キャリアダウン の転職を勧めてきます。
もちろん「キャリアダウンしませんか?その方が良いですよ。」の様に直接的なことは言いません笑
ですが、私も一瞬納得してしまい後で「危ない!」と気づくことがあったので、それは後ほど紹介しようと思います。
キャリアアップへと導いてくれそうなエージェントさんと丁寧にお付き合いする
転職エージェントのビジネス構造を知り、私なりの結論として「キャリアアップへと導いてくれそうなエージェントさん」を選定させて頂き、その方に対しては「心の底から真摯に丁寧にお付き合いする」と決めました。
単純な例ですがメールの返信はスピーディーに、電話に出られなかった場合もスピーディーに折り返す、、などです。
キャリアアップに成功すれば転職者もエージェントさんも Win-Win で双方ハッピーです。
しかし、キャリアアップはそう簡単に達成できるものではありません。
そのため「我々転職者がエージェントさんを選定している様に、エージェントさんも我々転職者を選定している」そういう前提に立つことで、エージェントさんに「この人をキャリアアップさせたい!」と思わせられるかが、一番重要かなと思います。
次回へ続く
今回は転職エージェントを利用したこと、それに加えて転職エージェントさんの選定軸や我々転職者としての良き振る舞いについて書いてみました。
さて、ここから怒涛の求人紹介が始まります。
様々な求人から「どの企業の選考に進もうか...」と悩みに悩んだことを次回お伝えできればと思います!