バックエンドエンジニアの初めての転職活動〜その2〜

怒涛の求人紹介

前回の投稿で転職活動の開始と転職エージェントの利用について触れました。

そしてここから怒涛のエージェントさんからの求人紹介が始まります。
普段の業務以上のメールが届きアセアセしながらも、思いもしなかった企業の紹介などもあり、結果的にとても楽しい時間でした。
そんな求人紹介と最終的にどう選択したかを記載したいと思います。

1 日数件の求人紹介

前回の投稿でお勧めさせて頂いた JAC リクルートメント さんは、エージェントさん自身がそれぞれ担当の企業をお持ちのため、たくさんのエージェントさんから「どうでしょうか!」という具合でメールが届きます。

本当に 1 日数件以上のメールが届き、中には 1 通のメール内に複数の求人情報があったりと、CM のようですが「こんなにたくさん!?」という状態でした。これは転職者や時期にもよるかもしれませんが、IT人材不足年度始めの入社 という良きタイミングが重なった結果かなと思います。

そして前回の投稿で触れましたが、「心の底から真摯に丁寧にお付き合いする」と決めましたので、基本的に全てのメールには即日返信することを心がけていました。

とは言え、さすがに「この求人に応募します!」とメールだけでは即決できないので、基本的には気になる求人については「お話お聞かせください」とご連絡し、翌日以降に各エージェントさんから電話や zoom で詳細を伺っていました。

エージェントさんによる詳細説明

JAC リクルートメント さんはエージェントさん自身が各企業をご担当されているということもあり、エージェントさんからある程度、企業に関する情報をゲットできたと思います。自分で調査しなくても、内部の事情などについても答えていただける範囲でお答えいただけました。

また、「今はわかりません」という質問についても即日ご確認くださり、少なくとも翌日にはメールにて補足いただけたと思います。

そういう意味でも JAC リクルートメント のエージェントの方々には本当に感謝ですし、よりこちらとしても「真摯に丁寧に」という気持ちになりました。

求人の分類

そしてあれよあれよと 20~30 社の求人情報を頂きましたので、これらを整理して分類しようと思いました。
分類の仕方はそれぞれかと思いますが、私は下記の様に分類しました。

  1. コンサルティングファーム, SIer
  2. IT事業会社
  3. 非IT事業会社

コンサルティングファーム, SIer

コンサルティングファームとSIerは厳密には違うと思いますが、今回の分類としてはまとめていました。(というのもそこまで志望度が高くないため)
エンジニアとしては十分な経験は積めるだろうと考えてましたが、やはりクライアントワークが中心であるため、納期へのプレッシャーやクライアント折衝など、未経験の分野に飛び込むのはちょっと抵抗があるなぁという印象でした。

IT事業会社

私なりの定義としては「IT が事業の柱となっている会社」というイメージです。さらに言えば「ソフトウェアにより作成されたプロダクト・サービスが事業の柱になっている会社」でしょうか。
今回の転職に際しては「エンジニアドリブンな会社で働きたい!」という思いが強かったので、こういった企業群は非常に魅力的でした。
ただ、ほとんどの企業がベンチャー、もしくは、メガベンチャーといった印象で、そこへの抵抗感が無かった訳ではありません。

非IT事業会社

昨今の DX というバズワードのお陰で、非IT事業会社もエンジニアを求めている傾向がある様です。

それも様々で 経営組織の直下にIT部門を新たに設置した 企業や IT部門だけ別会社に切り出した 企業などありました。

IT事業会社と比較して「IT知っている人いるのかなぁ」という不安は多かったですが、企業自体の歴史や安定性など、魅力的な面も多かった印象です。

カジュアル面談

求人の分類が終わり、自身の「転職で成し遂げたいこと」も徐々に見えてきたので、より詳しく情報収集するために、希望度の高い企業様についてはカジュアル面談 に進むことにしました。

カジュアル面談 とは選考とは関係なく、企業と転職者のミスマッチを事前に減らすための取り組みらしいです。
そのため基本的には企業側から会社やポジション、ミッションなどの説明があり、逆質問をして終了といったラフな感じです。

カジュアル面談にも書類選考がある!!!

カジュアル とは言え企業側も時間を要する訳なので、基本的には事前に 書類選考 が入りました。
そのため 履歴書職務経歴書 を作成し、各企業の担当のエージェントの方々に「カジュアル面談の調整お願いします」と打診しました。

ちなみにですが、履歴書職務経歴書 のフォーマットは JACリクルートメント さんのウェブサイトからダウンロードしました。

また、エージェントさんからも「こういう風に記載すると伝わりやすい」などアドバイス頂けたのもよかったポイントです。
(特にエンジニアの方は『どういう技術スタックをどのように身につけ実践してきたのか』がポイントになるそうなので、そこを意識した職務経歴書にしました。)

カジュアル面談で情報収集

いくつかの企業は書類選考でお見送りとなりましたが、、(ここはちょっと心が痛かったですw)複数の企業とカジュアル面談を実施することができました。

企業のカルチャーや具体的なポジションの説明だけでなく、企業によっては技術スタックや簡単なアーキテクチャ図なども見せて頂き、より、選考に進む or 進まない の選定に役立ったと思います。

また、ちょっと脱線ですが、明らかに態度の悪い面接官だったり、カジュアル 面談なのに私への質問ばかりで全然業務内容が聞けない!ということもありました笑。そういう企業は入っても辛いだけだなぁと思いこの時点で「進まない」と決めたりしました。

(脱線) エージェント会社による違い

ここまで記載した内容はJACリクルートメントさんとのやり取りで、もう1社(IT向けの転職エージェント)利用していたのですが、とにかく酷かったです。。その点を悪口にならない程度に記載します。

それっぽい理由でキャリアダウンを勧めてくる

元々休職中ということもあったので「転職によってワークライフバランスを取り戻した方が良いのでは」というアドバイスがあり、そこから「仮に年収が 100 万下がっても、ワークライフバランスが改善できれば良いのではないか」という話につながりました。

話を聞いている最中は「あぁ確かにそうかもなぁ...」と妙に納得してしまいました。(危ない!)

ただ、せっかくエージェントを利用する訳なので「年収下げずにワークライフバランス改善したい!あわよくば年収も上げたい!」と駄々をこねても良いのかなとは思います笑

前回の投稿 にも記載しましたが、キャリアアップの転職よりもキャリアダウンの転職の方がエージェントにとっては楽なのです。そのため、それらしい理由でキャリアダウンを勧められたら一旦注意しましょう!
(もちろん年収とワークライフバランスなど、重視する価値観は人それぞれであることは承知してます)

遅い!とにかく遅い!

JACリクルートメントさんは「カジュアル面談の調整お願いします」と依頼してから基本的には 2~3 日以内に「調整しました!」とお返事いただけました。しかし、某ITエージェントサービスはとにかく遅かった!今もまだ「カジュアル面談調整中」の企業もあります笑

求人数が少ない

JACリクルートメントさんが 20~30 件以上の求人情報を紹介いただいたのに対し、某ITエージェントサービスは 5 社のみでした。
しかも勝手に「それでは全てカジュアル面談の調整にしましょう」と話を進めてしまい、、
文句はここまでにしておきます。

次回

そして 6 社ほど第一志望群として絞り、選考に進むことにしました。(だいたい 5~10 社くらいが良いというアドバイスもあり)
次回は実際の選考や面接でのエピソードなど記載できればと思います!